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著者:ジェイソン・ファン
訳者:多賀谷正子
出版社:株式会社サンマーク出版
出版年:2019年1月20日
価格:1600円+税
目次
率直な感想
「ついに発見!減量の最適解」
これさえやれば確実に痩せられるのでは?。
私の感想はもうこの一言に尽きる。
その方法は本書・第6部20章395ページに書いてあり、巻末付録Aを実践できればおそらく確実に痩せられるのではないだろうか。
実践できれば。
1年間365日朝昼晩、毎日休むことなく常に美味しいものを食べていたい人には 100% 向いてない。
痩せたら貴方は何がしたいですか?
本書は貴方の「念願を叶えることができる」そんな本です。
【目次】
まえがき 世界で最も肥満について知りつくした博士
はじめに
第1部 肥満の真実 世界にはびこる「やせないダイエット」情報
第2部 「カロリー制限」という幻想 カロリーゼロで落ちる体重は「ゼロ」
第3部 世界最新の肥満理論 「肥満ホルモン」が宿主の体重を操作する
第4部 社会的肥満 「普段の生活」が肥満を秘密裏に助長する
第5部 トロント最高の医師がやらない「太る食事」 最新科学が特定した「体重を増やす食べ物」
第6部 医師が教える「太らないカラダ」の作り方 最新科学で実証済みの「減量の正解」
付録A
付録B
付録C
原注

【著者】
ジェイソン・ファン(Jason Fung)
1973年生まれ。医学博士。
カナダのトロントで育ち、トロント大学医学部を卒業。同大学の研修医を経たのち、カリフォルニア大学ロサンゼルス校にて腎臓専門医の研修を修了。
2型糖尿病と肥満に特化した独自の治療を行う「インテンシブ・ダイエタリー・マネジメント・プログラム(集中的な食事管理プログラム)」(www.IDMprogram.com)を開発。クリニックでは、薬物療法ではなく、食生活の改善というシンプルだが効果的な方法に力を入れている。減量と2型糖尿病の治療を目的として、ちりょうのためのファスティングを臨床現場に取り入れた第一人者。著書に『The Obesity Code』(本書オリジナル版)『The Complete Guide to Fasting』『The Diabetes Code』がある。また、雑誌『ジャーナル・オブ・インスリン・レジスタンス』の編集長(科学部門)、NPO「パブリック・ヘルス・コラボレーション』の理事長も務めている。このNPOは、エビデンスに基づいた栄養学上の情報を提供する国際的な団体である。現在はトロントで、妻とふたりの息子とともに暮らしている。
【訳者】
多賀谷正子(たがや・まさこ)
上智大学文学部英文学科卒業。銀行勤務などを経て、フリーの翻訳者に。訳書に『THE RHETORIC 人生の武器としての伝える技術』(ポプラ社)、『大人の育て方』(共訳、バンローリング)など。
世界最新の太らないカラダ 巻末より引用
この本と出会った経緯
いい加減まともな最適解が知りたくて探したというのが出会いの経緯。
本書を手にしてみれば分かることだが、結構なボリュームがあるので最初から読み進めようとすると高確率で読まなくなる、かもしれない。
なので、いきなり第6部の最適解から読むほうがオススメ。
その後で、第1部からパラパラと流し読みをし、第3部でラスボスの正体を知って怒りがフツフツと湧き上がるのを認識しながらその後さらに読みすすめると、普通に読むより断然身に染みやすい。
もっと早く知りたかった・・
十中八九、読了後の感想はこれだろう。
ラスボスの存在はおろか、肥満に導く悪の軍団が断片的にしか分からなかった今までのダイエット方法や理論、常識がいかにダメだったか。
長年苦しみ悶えた貴方ほど、きっと分かる切実な心情。
おめでとう!ついに痩せられる時が来ましたよ。
痩せてカッコよくなって、美しくなって、長い人生を謳歌してください。
ダイエット期間が長ければ長い人ほど、今までやってきた「ムダ」が走馬灯のように蘇ってくると思う。
その走馬灯が多ければ多いほど、精神的なダメージは大きいかもしれない。
まだ、間に合います。