アニメから入る「平家物語」

アニメ「平家物語」パッケージイラスト

私は少し前に、下記のツイートをしました。

今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は源氏の側から見た内容ですよね。

私は平家の側から見た内容も知りたかった。

でも、古典文学で平家物語を読むのは少々難儀だなと。

そんな、怠惰な心の内を知ってか知らずか、非常にタイムリーなタイミングで本作がスタートしました。

TVアニメ「平家物語」公式HP

ここからネタバレあり

公式HPを見ると、世界観がわかると思いますけど、全体的に優しい色あいです。

琵琶の音が要所要所に挿入されているのですが、これがね〜実にいい音なんですね。

そんな、現代人にとっては時代劇や絵巻物などでしか普段見ることのない世界観で、物語は進んでいきます。

歴史上の人物あるあるネタですが、似たような人名が多数登場するので、そこはアニメであっても気は抜けません。

とはいえ、大河ドラマと同様に、家系図の漢字のみでしか理解することができなかった頃に比べれば、遥かに分かりやすい訳で。

主人公・びわの正体が誰なのかは追々分かるとして、平重盛・徳子・清盛・後白河法皇を中心に物語は始まります。

平家といえば貴族社会、それが一体どういうものなのかを知ることができるのですが、物語序盤から既に清盛公は奢っている訳です。

紆余曲折の末に自らの意思で重盛はこの世を去るのですが、個人的な感想としては重盛は真面目だなと。

ナイスガイとして描かれているけど、内心は繊細であり、熊野本宮での祈願内容は正直ちょっと衝撃的。

祈願はその場で受け入れられたようで、まず寿命が削られる。

重盛自身も病に臥せっても治す気もなく、程なくして絶命。

重盛の後釜として弟の宗盛が平家一門の頭領に。

(重盛:清盛の前妻の子、宗盛:清盛の後妻・時子の子)

その後、いとこの敦盛が登場する一方で、遂に源頼朝が登場。

後白河法皇の院宣を受け挙兵。(大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の世界観と合流)

重盛の長男にして清盛の孫である維盛(これもり)が、光源氏の再来と言われながらも戦に登場。

おおよそ戦など嫌いであっただろうに、源頼朝追討軍の総大将に任命されて富士川の合戦へ。

水鳥の羽音を源氏の夜襲と勘違いし、あわてて逃げ帰り清盛の激怒をかう羽目に。

その後、清盛が病死。

今度は木曽義仲追討軍の総大将に任命されて倶利伽羅峠の戦い。

そして大敗。平家は都落ち。

妻子との涙の別れ、出家、入水。

なんとも気の毒な最期を迎えています。

入水の件は諸説があるようですが、平家物語ではこうなっている訳で。

壇ノ浦の戦いと、その後

源義経が率いる源氏と平宗盛が率いる平氏の、最後の戦い。

平氏優勢で進むも、途中で味方が寝返ったり潮の流れの変化、義経軍の猛攻など色々ありました。

海上にいる平氏一門は敗北を悟ると、まず幼い安徳天皇を抱えて平時子が入水。

女性達も次々に入水し、武将達も覚悟を決めて次々に自決・・・壮絶な平氏一門の滅亡で戦いは幕を閉じることに。

その後、壇ノ浦で入水を図るも生き残った徳子が後に出家して、弔いの祈りを捧げながら訪れた後白河法皇に語って物語は終わります。

この辺のことは筆舌に尽くしがたいので、あなた自身でどうぞご覧になってください。