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読んでいて心にグッときた言葉を中心にまとめてみました。
オタクたる者 …
オタクたる者 好きな物の話は否定しない !!
「 何かを熱烈に愛している 」ただそれだけでっ・・・
オタクという仲間なのだから
2.5次元の誘惑 1巻:第1話、異次元の転入生 p.24 より引用
全世界のオタクが言われたい言葉ナンバーワンと言っても過言ではないのでは?
実に良い、流行ればいいのに。
余談ですが翻訳アプリDeepLを使って翻訳してみました。
英語:As a nerd, I will not deny talking about what I love! Just because you “love something passionately”, that’s all you need to know… you’re a nerd, a fellow nerd!
イタリア語:Come geek, non nego di parlare di ciò che amo! Il fatto che tu ami qualcosa con passione è l’unica cosa che conta… sei un geek!
インドネシア語:Sebagai seorang geek, saya tidak menyangkal berbicara tentang apa yang saya sukai! Hanya karena Anda mencintai sesuatu dengan penuh semangat, itulah yang terpenting… Anda adalah seorang geek!
ドイツ語:Als Geek lehne ich es nicht ab, über das zu reden, was ich liebe! Nur weil du etwas leidenschaftlich liebst, ist das alles, was zählt… du bist ein Geek-Kollege!
スウェーデン語:Som en nörd förnekar jag inte att jag pratar om det jag älskar! Bara för att du älskar något passionerat är det allt som betyder något… du är en annan nörd!
日本語に再翻訳すると、英語・ドイツ語・スウェーデン語は日本語の原文に近い、熱い内容でした。
ちなみに翻訳した国に対し特に思い入れは無いです。
あんたが描いた…
あんたが描いたあんたの漫画がッッ
俺を幸せにしたんだッッ!‼
2.5次元の誘惑 8巻:第58話、主人公の物語 p.40〜41より引用
この漫画を読んでいて目頭が熱くなった名場面のひとつ。
言った側の心情と、言われた側の心情が、それぞれ自分の人生と重なってしまう人は多分二重三重に入り込んで勝手に泣いてしまうと思います。
まあ実際には私、こんな造り手冥利に尽きる素晴らしいお言葉、言われたことありませんけどね。
余談ですがブログで紹介せねばと思わずにはいられなかった話です。
なお、2.5次元の誘惑をお手軽に読むならU-NEXTがオススメです。
セミカラー版で読めますよ。(参考:2.5次元の誘惑 セミカラー版とは)
紹介している作品は、2023年9月時点の情報です。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
コスプレにはリアリティが…
コスプレにはリアリティが一番大事だと思うんです
ちゃんと現実を生きている人に思えるように
「 大好きなあのキャラが現実にいる!! 」って…
観る人にそう思わせるコスプレにしたいんです
2.5次元の誘惑 1巻:第2話、はじめての撮影会 p.66 より引用
ただの自己満足では終わらない、自分が好きな作品とその作者に対し尊敬の念と敬意をもっているが故のピュアな発言。
察するにその作品の世界観だとか思い入れなどを忠実に具現化するためにはどうすべきなのか、その答えがこの一連の発言にしっかりと凝縮されているのではないだろうか?
単に自己満足なだけだったら、低いクオリティのままでコスプレ会場などで披露してしまうだろう。
でもリリサとしては一切の妥協を許さず完璧なものとして具現化しようと常に努力しているわけで。
第1話 p.46〜p.50で、奥村が自分の前に本物のリリエルが現れたと錯覚した、そのことが全てを物語る的な。
壮大なコスプレのロマンあふれる大作の、その序章が幕を開けたと言っても過言ではないことが読み取れるのではないだろうか。
原作者もファンも…
原作者もファンもその線一本が大好きだったりするんです
360度どこから見てもみんなの好きなあの形があのラインが出るように
本物のキャラに見えるように
どれだけ2次元を3次元に持ってこれるか
限界を攻める勝負なんです
2.5次元の誘惑 1巻:第7話、どっちがリリエル!? p.186 より引用
p.185でリリサが美花莉の衣装を作る作業中にガチオタならではの、普通なら気が付かないような本当に細かな部分にフォーカスしたコスプレ愛あふれる素晴らしい解説の直後に出た、名言。
ものづくりに携わったことのある融通が利かない頑固な職人さんなら、きっと分かるのでは無いでしょうか?
まあもっとも、現実社会でこんな気持ちでやると残業代や休日出勤代が全カットという悲しい事態に遭うんですけれども。
経営者が頑固職人でない限り、実社会ではやらないほうがいい精神論というか崇高なる職人魂だと思いました。
それ一番すごいやつじゃん…
「 着てる感 」がないな
上手く言語化できんが
コスプレっぽくないというか…
プロフェッショナル感がない代わりに生っぽいというか…
まるで最初からそうだったような
本物のリリエルが漫画から出てきて カメラで撮ったら
こんな感じなのかもなって…
2.5次元の誘惑 2巻:第14話、目線の行方 p.139〜140 より引用
リリエルを囲みで撮影していた自称レイヤー評論家が、慎重に言葉を選びながら分析し、そしてそれを一緒にいた弟に解説しているシーン。
見出しの言葉は、その解説を聞いた弟の口から出たストレートな感想であり、我々読者が感じていた感覚のアンサー的なもの。
きっとこの感覚はもう何年も前から我々読者は現実社会で目の当たりにしている気がするのだが。
CMやグラビアなど当時、席巻していたプロフェッショナル「 えなこ 」氏で。
個人的にはそういうシンクロニシティであるかのような感想に行き着いたのですが…。
753♡ではなく、四天王でもなく、リリサでシンクロしてしまった。
補足ついでに言うと、まゆら様とシンクロした人はいるんだけれど(エロROMのレイヤーさん)ここでは伏せておきます。
同様に753♡とか他の四天王とかのキャラクターもリアルでのレイヤーさんと何人かシンクロしてしまう人がいるので、そういう楽しみ方もアリだと思います。
名前は伏せておきます。(大事なことなので2回書きました)
コスプレが世の中でどう思われてるか…
コスプレが世の中でどう思われてるか
まだ分かってないのよ
真剣にやってれば認めてもらえると思ったら大間違いよ
世の中の目っていうのは そんなに甘くないの
…
私も恥ずかしくて人に言えない事だと思ってました
今も…大声で言って回れる事だとは思っていません
でも
私のことを話すなら こう言います
漫画が好きです アニメが好きです リリエルが好きです エッチな衣装が好きです
私はコスプレイヤーです
2.5次元の誘惑 3巻:第23話、二人の答えです p.127〜130より引用
かつて自らが苦悩して全てを捨てた先生と、同じ道を向こう見ずな姿勢で突き進もうとしている生徒たちとの会話です。
先生が諭そうとしたものの、結果的に自分が勇気づけられて涙する名シーン。
これは貴方にも当てはまるシーンなのでは?
なんでも良いんです、例えば聖飢魔IIが好きだとか、ヘヴィメタルが好きだとか、Versaillesが好きだとか… 全部私のことですが、こういうことを他人に言っても、ろくな答えが帰ってこないわけで。
どちらかというとマイノリティ側は常に肩身が狭い思いをするので、もうそれが面倒になり、やがて主張しなくなるのが定石。
そういう生き方をしていると承認欲求も段々と消え失せて、こっそりひっそり自分だけで楽しむようになるわけです。
が、世間一般が嘲笑う「 それ 」、本当にそんなにおかしいことなの?と内心思うわけで。
そんな長年ずっと幽閉されていた私の内に秘めた心の声が、ちょっぴり昇華し天に召された思いがした名言。
こういう想いで…
こういう想いでやってなきゃ失格…なんて堅苦しい考えは
いつか自分の首を締めるだけよ
コスプレだって芸術なんだから もっと自由でいいの
2.5次元の誘惑 4巻:第25話、プロの実力 p.8 より引用
四天王・753♡(なごみ)が3巻の第24話でプロ目線でアマチュアのリリサ相手に強烈な質問を投げかけた直後の話。
そのことを自分のマネージャーとの会話で、実は愛のある物言いであることを説明しているのだが、リリサが753の真意を知るのはもう少し後に。
私たちは 本気だ
私たちは 本気だ
2.5次元の誘惑 7巻:第56話、友達と作る世界 p.66 より引用
いい表情、いい言葉。
熱い!実に清々しい。
コスプレへの情熱がこの言葉と表情で伝わってくる。
やったこと無いからわからないけれど、現実社会でも併せとか全員がハイクオリティ状態(衣装、レイヤーのマインド、熱意とか)だとキマるんだろうな。
レイヤーズ ハイ的な名言。
今 カメラを…
今 カメラを持っていたら この表情(かお)を撮るだろうと思った
2.5次元の誘惑 9巻:第65話、漫研on the beach p.22 より引用
私はカメラもやるが(コスプレの撮影では無いです)こんなピンポイントで狙って渾身の一枚を撮影できるような力量ではないので、こういうふうになれたら良いな…という個人的な願望も込めて。
蛇足ですが私の場合、人物撮影の時は高速連写で撮って後で良い表情を選ぶ的な。
それで某コンテストで佳作になりました(ダメな例)
お前…
お前国語の成績いいだろ
2.5次元の誘惑 巻:第話、 p. より引用
要約がとても分かりやすい奥村。
それすなわち、作者の橋本悠氏が国語の成績いいんだと思います。
ほわわ・・・
ほわわ・・・
2.5次元の誘惑 巻:第話、 p. より引用
好き。
癒し系ののぴ。
でも意外とののぴ以外でもこの情景はあるんですよね(最近発見した)
なので、橋本先生がこの表現好きなのかな?とも思ってみたり。
余談ですが、にごリリが全編を通して、全キャラもちもち状態でも作品として成り立つかもしれない、と先日の他キャラもちもち可ポストを見て思いました。
2.5次元の誘惑【もちもち】版、同人誌とかで無いかしら?
ほのぼのとしてて癒やされそう。
橋本先生が新たに描けば…まあ無理か。
ウチだったら・・・
ウチだったら 好きな人のこと絶対裏切らないよ
2.5次元の誘惑 巻:第話、 p. より引用
裏切らないって素晴らしい。
アリアさんはその見た目に反して、誠実ですよね。
いや別にギャルが不誠実と言っているわけではありません。
世間一般の評価がそんな感じかなと。
でも実際問題、あくまでも個人的な感想でしか無いのですが、タレントの ゆうちゃみ さんとか見た目に反して賢いし好感が持てるので、ギャルに対する見方が少し変わったのはあります。
ゆうちゃみさんとアリアさんはキャラ的には全く違いますが、大元でギャルというカテゴリーの好感度を爆上げさせている気もするかなと。
なのでもう最近はずっとギャルに対する偏見は持たないようになりました。
むしろギャルはピュアなのかなと。
自分の天使は・・・
自分の天使は 自分で決めろ
2.5次元の誘惑 14巻:第109話 0.5次元の薄氷(後編) p.105 より引用
この一連の話は実に熱い!
詳細は読んでからのお楽しみということで。
2次元と3次元の間・・・
2次元と3次元の間・・・
その余白をどう埋めながら現実にするか
想像するのがコスプレの楽しいところなんです
2.5次元の誘惑 巻:第話、 p. より引用
ものをつくる側の名言ですね。
漫画のコスプレはそう考えると大変というか、作り手の技術やセンスが大切になってきますよね。
努力できるって素晴らしいな。
でもみんな ・・・
でもみんな 「 好き 」で ここにいるんです
2.5次元の誘惑 15巻:第120話、天界 p.55 より引用
正直かなり深い言葉。
変な色眼鏡を通して見ることがない人に言われると、納得するというか自分が恥ずかしくなるというか。
他者を愛さずに生きれば…
他者を愛さずに生きれば この世界は全て敵になる
尖って叩かれて均されて 傷つけて傷つけられて 深い深い闇の底へ堕ちていく
愛していれば良かったんだ
認めることを恐れるな
受け入れることを負けだと思うな
心に愛を宿せ
そうすればいつかその暗闇を抜けて
自分を傷付けてきた世界が 敵に見えていた世界が
本当は美しいものだったと気付く日が来る
2.5次元の誘惑 18巻:第137話、色なき世界 p.40〜41 より引用
これ本当は136話から続くお話のなかで、部分的に引用したものです。
なのでこの名言の前後にもまだ名言は続いているのですが、私が引用した部分がひとかたまりに思えたので結果、区切りました。
この名言は、結構共感できる人いるのでは無いでしょうか?
私は、ああそうだったのかと色々共感できました。
もうちょい早く知りたかったのですが( 自分で気づけ! )
実に深い作品となりました18巻。
今までにも深い内容の話は沢山あり、それこそ各キャラクターごとに1冊物語ができるくらい「 人に歴史あり 」という言葉が端的にこの漫画自体を表して来たのだと思えるのですが、この18巻はもはや特殊。別格。
やっぱりにごリリ好きだなと再認識してしまえるほど、過去一で良作。
他人のセカイで…
他人の視点で自分を生きるな
作るために作れ 自分のために作れ
作る理由はお前が決めるんだ
2.5次元の誘惑 18巻:第138話、何者 p.60 より引用
他人の世界で生きるな
君が やりたいことの話をするときに 他人の名前を出すな
真の望みは自分だけで決めるんだ
自分で掴み取るんだ
2.5次元の誘惑 18巻:第139話、淡雪 p.86 より引用
これは138話〜139話で展開されている山野辺ユキが自戒の念を込めて、未来あるリリサを諭す場面の最初と最後です。
大事なことなので2回言いました。
それすなわち、本当に後悔しているからこそ自分と同じ道をたどるなということで。
経験者にしか語れない、経験者だからこそ語れる名言というか金言。