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書名:薬屋のひとりごと ①【電子書籍】
原作:日向夏(ヒーロー文庫/主婦の友社刊)
作画:ねこクラゲ
構成:七緒一綺
キャラクター原案:しのとうこ
発行所:株式会社スクウェア・エニックス
出版年:2017年9月25日 Ver.1.00発行
2020年2月 1 日 Ver.3.00発行
価格:730円
率直な感想
私はどちらかというと可愛らしい絵が好きなので、結果的に本作品を選んだわけだが、正解だったなと。
ストーリーは謎解きではあるけれども、小説版の原作や小学館版のややリアリティがあって小説寄りの内容のものよりサクサク読めたし、わかりやすく面白かった。
続きも気になる。
漢字の国で時代背景も正確にしているようで、カタカナ語や外来語の類は全く出てこない。
それは読んでいて楽しかったし、想像力も掻き立てられたように思う。
実際、こういう漢字を使うのかとか勉強になるので漢字が好きな人にはオススメできる。

これは個人的なことなのでここに書くのはどうかと思ったが、13インチのMacBook Proの画面で楽天Koboアプリを使い終始読んでいたのであるけれども、漢字が多い上ルビが細かいので、老眼気味だと辛かった。
大画面モニターに繋いで読もうかとも思ったがしなかった(今後するかも)。
あとPC画面だとブルーライトが出ているからか、裸眼だと目が疲れる上読んだあとの日常生活では目がかすむ。
楽天Koboの専用端末の必要性を感じた。(あれはバックライト方式ではないから)
結局のところルビを拡大するのも面倒なので人名は漢字からなんとなく想像して勝手に読んでしまっていた。
スマホならば画面上で親指と人差し指を使用すれば拡縮など容易にできるのに、ことPC画面となると拡縮には専用のスライドボタン or ダブルクリックがあるので面倒で使わなかった。
もっともタッチパネル式の画面であれば違うのかもしれない(未確認)
この本と出会った経緯
漫画の存在は数年前から知っていた。
どこぞの国公立大学の学生の間で面白いという話になっていた・・というのを何かで知ったので。
ただその時は私が漫画をほぼ卒業していたので、読むには至らず。
それが今になって急に買って読むとか、おかしなもので。
まあ我が国・日本における漫画文化が偉大であることを再確認したから、とでも言っておこう。
薬屋のひとりごとの魅力を語る!人気作品をご紹介
魅力はやはり何と言っても原作が小説であること。
しかも原作がネット上に公開されていて、文庫版が発売されている。
そしてさらにビッグガンガンとサンデーGXとで今現在、漫画が連載中であること。
漫画は作者が違う上に、出版社によって内容に対する姿勢が違うこと。
いろんなバージョンがあって、読む側がそれを自由に選択できること。
内容が謎解きであること。
薬の知識も増えること。
薬屋のひとりごとの魅力が詰まった漫画の魅力とは?
小説は挿し絵が少しあるくらいなのに対し、漫画は絵で物語が進むのが良い。
小説だとイメージしづらい様々な物事が視覚的によく分かるので、活字を読む習慣がなくても容易に良い作品を堪能できる。
何より登場人物がひときわ魅力的に感じることができる。
個人的には猫猫(マオマオ)と壬氏(ジンシ)、玉葉妃(ギョクヨウひ)、梨花妃(リファひ)あたりが美しいので好きだ。
薬屋のひとりごとを読むならどの作品から始めるべき?
正直なところお好みで良いと思います。
小説が好きな人は迷わず小説を読めば良いと思う、原作だし。
原作に忠実な漫画がお好みならば小学館の方を読めば良いわけです。
序盤でマオマオに居残るよう指示したシーンひとつとっても、小学館版ではちゃんと漢文で書かれてあるので。
ガンガン版では日本語訳で書かれてあるし。
全部が全部、おそらくそうなのだと思うので、お好みでどうぞ。
漫画に限って言えば絵柄とそういう点を踏まえ、判断すればいいかと思います。
ただ、私は個人的にガンガン版から読んでるけど、事前に小学館のHPにて試し読みができたので読んでから最終的に購入する方を決めている。
そういう段階を踏まえた上でそれでも敢えて今言うならば、話の内容を理解した上では改めて小学館版も読みたくなっている。
小説はまだあんまり読む気ないけれど、それももしかしたら変わるのかもしれない。(おそらく・・)
【 参考 】
小学館版・薬屋のひとりごと 第一話