「内向型を強みにする」マーティ・O・レイニー[著]務台夏子[訳]を読んだ感想【内向的な自分を理解したい人、内向的とは何なのか理解したい外向的な人向け】

「内向型を強みにする」の 表紙

書名:内向型を強みにする

著者:マーティ・O・ヘンリー

訳:務台夏子

出版社:パンローリング株式会社

出版年:2013年8月3日

価格:1300円(税別)

楽しみながら内向性の秘密を探っていこう

内向的な人は、自分がどこかおかしいと感じることが多く、そのため何をするにも “正しいやりかた” を見つけだそうとする。しかし、外向型の世界にいるとはいえ、そこでの正しいやりかたが内向型に合っているとはかぎらない。というわけで、本書は自由に読んでほしい。端から端まで読むもよし、好きなところを拾い読みするもよし。刺激過剰になりたくないなら、新しい情報は細かく砕いて取りこもう。ちなみに、刺激過剰とは、肉体的、精神的に、もう手一杯だと感じること、これ以上の刺激には耐えられないという状態におちいることである。

この本は小さな塊に分けて書かれている。だから一章ずつ読むこともできるし、偶然開いたページに目を通すようにしてもいい。わたし自身は、本は結末から読むのが好きだ(この習慣はときとして、わたしの友人たちにショックを与える)。本書は、あなたにとっていちばんいいかたちで利用してほしい。とにかく、この本があなたのよき相棒となるために生まれてきたことをお忘れなく。

もしどこかに自分に関係ありそうな情報があったなら、それはすばらしいことだ。逆にしっくりこない部分があっても、別に気にすることはない。これは、あなたが自分自身や知り合いの内向型人間を理解するための道具なのだ。遊びは、新しい何かが起こる余地をもたらす。本書は、人生と同様、遊ぶためのものだ。

自分自身の内向性が(あるいは、身近なだれかの内向性が)理解できれば、どんなにほっとするかもしれない。なんだ、それだけのことだったのか! あなたは変人でも無能でもないし、ひとりぼっちでもない。この海には、他にもたくさん内向的な魚たちがいるのだ。

本書は、あなたが自分への充電法を学ぶ一助となるだろう。あなたは計画を立てて、日々の暮らしに取り組むことができる。外交型の人とは違うかもしれないが、内向型に合ったやり方で、だ。内向型ならではの強みを讃えよう。

「内向型を強みにする」はじめに より引用

率直な感想

本書は内向的な人のことだけが書かれているわけでは無い。内向型と外向型の両方について併記してあるので個人的には内向的な人のことだけ書いておいてほしい気がした。

なぜなら私は内向的なので、外向的な人のことはイコール「宇宙人」であるから理解できないし、そんな宇宙人のことについて書かれた部分は正直すっ飛ばしてしまいたい衝動に駆られた。

とは言え、読む目的が自分のことを理解するのではなく、自分の身内のことについてとかパートナーや友達についてだった場合は、自分と比較して検討し考えられるのかもしれないので、それはそれで有効的である。

実際問題、私も自分以外の外向的な人のことを理解していなかったので、随分と長い間、彼ら彼女らに苦しめられてきた。

その間ずっと対処法が分からず、どんどん疲弊していくしか道は無かった。

もし内向的な人が、結果的に自分を攻撃してくる外向的な人たちのことをしっかりと理解していたなら、様々なトラブルは未然に回避できたであろうし、苦しんだ挙句、鬱状態に陥ることも回避できるかもしれない。

本書では冒頭で、内向的な著者が外向的な夫と子供、その家族を深く愛した上で自分の人生を豊かにしてくれたことを感謝している。

とするならば、内向的な人にとって外向的な人は必要な存在なのであるし、やはりきちんと理解するべきだと感じた。

きれいな風景の画像

また、身近に内向的な人がいて、何を考えているのかさっぱりわからない・・という外向的な人には、是非とも本書で勉強して欲しい。

そして、我々内向型の味方でいてほしいと切に願う。

なぜなら、世の中は外向型が評価されやすい傾向にあるので。(参考:内向型が直面する生きづらさとは?

本書は300ページあるのだが、気のせいか文字量が昨今の日本の書籍より多い気がする。

なので、目次の内容で購入の有無を判断すると良いかもしれない。

あと若干だが、外国人と日本人とでは内向型と外向型の構成比率が違うような気もするので、その辺は個々に判断しても良いような気もした。

尚、本書の目次は百科事典の様に細かい。

この度を超した親切さ加減が著者の人柄そのものだと思うし、様々な人の悩みに対処できてるように思うから、人生の様々な局面で役に立つ良書ではと思った。

【目次】

はじめに 9

 世界の七五パーセントは外向型でできている/わたしはどこもおかしくない/ただ内向的なだけ/自分の  ことを誤解している内向型が多すぎる!/楽しみながら内向性の秘密を探っていこう

第I部 陸に打ち上げられた魚 –––– 内向型人間とは? 19

第1章 内向型と外向型はどこがちがう? 20

 エネルギーを外から得るか、内から得るか/刺激は好き? 嫌い?/ ”広く浅く” 派 VS ”狭く深く” 派/休日の過ごしかたも正反対/内向型と外向型はつながっている/あなたは内向型か?外向型か?—自己診断テスト/社会は内向型人間を必要としている

第2章 内向型人間はなぜ誤解されるのか? 40

 有名人にも内向型はたくさんいる/ ”わがままで人嫌い” ってほんとう?/話し上手が世渡り上手/内向型が外向型を不安にさせる三つのポイント/無理やり「外向型になれ」と言われても……/あやまった押しつけが罪悪感と羞恥心を生む/罪悪感と羞恥心の消しかた/自分のエネルギー・レベルを知ろう

第3章 内向型は生まれつき?––––すべては脳のなせるわざ 62

 気質は何に由来するか?/行動パターンを決定する脳内物質/刺激を求める遺伝子/外向型と内向型では神経伝達物質の通り道が異なっていた!/気質が違えば、脳が快感を得る方法もちがう/行動か鎮静か—交感神経と副交感神経のしくみ/フルスロットル・システム––––エネルギーを増量する/スロットルダウン・システム––––エネルギーを節約する/緊急時にどちらのシステムが作動するか?/脳から読み解く内向型人間の行動パターン/脳から読み解く外向型人間の行動パターン/右脳・左脳と気質の関係/右脳型人間––––たとえ話で説明する感覚派/左脳型人間––––具体例で説明する理論派/内向型にも右脳タイプと左脳タイプがいる/自分のタイプを見きわめて強みを活かす

内向型を強みにする 目次より引用
アジサイ(赤)の画像

第Ⅱ部 外向型の海を泳ぐ法 –––– 内向型人間の上手な暮らしかたガイド 97

第4章 パートナーとの関係––––身近な人ほど誤解しやすい 98

 異なる性格タイプが衝突するとき/内向型の男性と外向型の女性––––「彼と一緒にいると、イライラしちゃうの」/相手に何を期待しているのかを話し合おう/このカップルの利点と難点/内向型の女性と外向型の男性––––「いつもわたしばかりが振りまわされる」/自分から変わらなければ相手は変わらない/このカップルの利点と難点/ふたりで上手に踊る方法/自分と相手の気質を意識することから始めよう

第5章 子育て––––親も子も無理をしないために 124

 あなたの子供は、内向型か? 外向型か?/内向型の我が子を理解するために/あなたが内向型の子供を持つ外向型の親だったら/内向型の子供をしつけるには/外向型の我が子を理解するために/あなたが外向型の子供を持つ内向型の親だったら/外向型の子供をしつけるには/内向性について子供と話し合う/まず、子供の気質を肯定すること

第6章 人づきあい––––内向型人間がパーティーを楽しむ方法 150

 気の利いたやりとり VS 中身のある会話/大勢の場がいつも苦手なわけではない/パーティーに行くべきか、行かざるべきか/如才ない辞退のテクニック/大切なのはエネルギーを蓄えること/ ”取り越し苦労” は内向型の得意わざ/パーティー会場に到着したときの戦略/内向型人間が社交で成功するための七つの戦略/自分のパーティーはわがままに/軽やかにパーティーをあとにする作戦/電話恐怖症の対処法/内向型人間は自分で考えているよりずっと社交に向いている

第7章 仕事––––九時から五時までの脅威 179

 なぜ外向型は社内で受けがいいのか?/それぞれの光はどこを照らすか/会議で存在感を示す/さりげなく自分を売りこむ/ゆっくり走ってレースに勝つ/職場でのコミュニケーション・スキルを磨く/対立を生産的に解決するには/舌戦を有利に展開するテクニック/ブレーンストーミングを成功させるには/上司に要望を出すときの注意点/締め切りでパニックにならないために/仕事中に邪魔が入ったら/記憶が不得手な内向型人間へのアドバイス/仕事でストレスを感じたときの五つのステップ/内向型人間がボスになったら/仕事を楽しむコツを知ろう

内向型を強みにする 目次より引用
新たなる幕開けの画像

第Ⅲ部 自分にぴったりの人生をつくる 209

第8章 内向型の自分をまもるために 210

 自分のペースを設定する/元気と疲労のサイクルを知る/限界を知れば強くなる/一歩ずつ進んでいく/自分にとってほんとうに大切なものは?/人生の優先順位を決める八つのステップ/できることと、できないことの境界線は、あなたの世界を狭くする/自分にぴったりの境界線を引く四つの秘訣/あなたは特別な存在である

第9章 生まれ持った内向性を大切に育てよう 238

 あなたの天然資源をはぐくむ/エネルギーをセーブする/休憩をとって、心を鎮める/自分を甘やかすための休みをとろう/深い呼吸でリラックス/いちばん楽な場所はどこか/自分専用の避難所をつくる/光と温度を調節しよう/リラックスできる香り/音楽が心を解放する/元気になる食べ物と飲み物/眠りが心と体を整える/内向型人間の健康管理術/ひとりが好きだからこそ、友を持つべし/自分らしく生きるための決意表明書/あなたの天性をていねいに育てよう

第10章 外へ––––あなたの光で世界を照らそう 269

 「じっとしていれば快適」という幻想を捨てよう/あなたはいかなる時も自信を持つことができる/おなじみのパターンを変えてみる/のびのびと人生を楽しもう/外へ向かう七つの戦略/つぎの一歩があなたを新しい世界へ導く/すべての内向型人間に幸あれ!

 

内向型を強みにする 目次より引用

【著者】マーティ・O・レイニー(Marti Olsen Laney)

心理療法士。内向型人間に関する研究における第一人者。執筆の傍らアメリカ合衆国とカナダでワークショップや講演を行なっている。外向型の夫と2人の娘、4人の孫とともにオレゴン州ポートランド在住。

【訳者】務台夏子(むたい・なつこ)

東京都出身。英米文学翻訳家。訳書にオコンネル『クリスマスに少女は還る』『愛おしい骨』、デュ・モーリア『島』(いずれも東京創元社)、フレンチ『生還』(角川書店)などがある。

内向型を強みにする 巻末より引用

この本と出会った経緯

内向的な私が外向的な上司や同僚、部下たちと仕事をしていたのが原因で、疲弊しきって鬱状態に陥っていた時に、何とかせねばと思い悩んで本屋で現状打破できそうな “解答” を探していた頃、目次が異様に細かい本書を発見。

本書の著者は内向的な外国人なので、察するに日本以上に内向的な人は大変な思いをしそうなアメリカ合衆国内で、外向的なサバイバル世界を生き抜く術をきっと身につけているだろうと考えたのと、そんな著者が「内向型人間に関する研究の第一人者」であるということが決め手となり購入に至った。

実際、著者自らが体験してきた色んなことについて、経緯や対処法なども網羅されているし、自分とはちがうパターンのことも当然ながらもれなく書き記しているので信用できる。

内向型と外向型の違い

赤い花の画像

第1章でわかりやすい例が沢山書かれているので挙げてみると・・

内向型の特徴

  • エネルギー源は、自分のなかの世界(アイデア・感情・印象)
  • 外の世界からの刺激に弱い
  • 忍耐力・自由な発想・深い集中力・創造性がある
  • 例えるなら充電式バッテリー
  • 充電のために休息が必要
  • 狭く深く
  • 中身の濃い会話を好む

外向型の特徴

  • エネルギー源は、外の世界(さまざまな活動や人や場所や物)
  • 長時間ひとりでいるか、ひとりの人を相手にしていると刺激不足
  • 気楽に自己表現・結果のみに集中
  • 例えるならソーラーパネル
  • 充電のために外に出て人と交わることが必要
  • 広く浅く

これだけ見ても、まるで真逆。

お互いがお互いを宇宙人と比喩したくなるのも、うなずける。

実際問題、もしあなたが内向型であるなら、周りの人たちにやたらと外へ連れ回されたり、参加したくもない趣味のグループに無理やり参加させられそうになったりしたことは無いだろうか?

その人たちは紛れもなく内向型を理解していない外向型である。

理解していたら、そうはしないだろう。(お構いなしにするかもしれないが)

悲しいかな、そういう人は世の中にゴマンといる訳だ。

個人的にはちょっと絶望に似た感覚に襲われた。

あと何回つらい思いをするのかと、嫌気がさす。

もっと早く読みたかった・・

光の龍の画像

 内向型の人にとって、職場は落とし穴でいっぱいだ。ほとんどの職場は、彼らの快適ゾーン外にある数々のスキルを要求する。内向型の人がしばしば、単独で、または、在宅で働いたり、融通のきく職に就いたりするのは、そのためだ。しかし、内向型の人すべてが、無理のない完璧なニッチで働けるわけではない。したがって、九時から五時までのスケジュールに潜むさまざまな脅威の回避方法を学ぶことは、彼らにとってきわめて重要だ。

 数年前、わたしは、地元のある会社から、絶えずもめているふたりの従業員のカウンセリングを依頼された。ジャック(外向型の部長)とカール(内向型の社員)の不和は、それで解決するのではないかと期待されていた。

 このふたりがなぜ終始、角突き合わせているのか、わたしにはすぐわかった。どちらも相手を理解していないため、お互いを非難し合う結果となる。これでは、生産的な職場環境は得られない。

 オットー・クルーガーとジャネット・トゥーゼンは、その著書『仕事場における性格学入門』で、職場での内向型と外向型の違いについて述べている。「個性をはっきり打ち出す外向型とちがって、内向型はしばしば自分の最良の部分を隠している。外向型の人を前にすれば、あなたには相手が何者なのかが見える。これに対して、内向型の場合、見えているのはその人物の一部のみだ。内向型の人のもっとも豊かで、もっとも信頼できる部分は、外の世界に明かされるとはかぎらない。彼らの心を開かせるには、時間と信頼関係と特殊な環境が必要なのだ」

内向型を強みにする 第7章 仕事––––九時から五時までの脅威(P.179~P.180)より引用 

これを読んだ当時の自分に、当てはまった内容である。

引用文のあとに続く内容としては、内向型と外向型との様々な比較や、色んな観点からの対処法、考察、引用文のケースの「その後」、色んな場面を想定してのガイドやアドバイスなどが、延べ28ページに渡って綴られている。

これらは、当時の私から現在の私の人生に至るまで、常に大いに参考になっている。

もしこれを遥か前から理解していたら、どんなに楽だったろうと考えずにはいられない。

これだけでも充分「深い」ので、一冊丸々を理解するのは容易なことではないと思う。

だが、内向的な人が自分の人生を最良なものに形成していく過程において、本書は有益だと感じた。

早くから知ってさえいれば、対処できる

サンセットビーチでのデート画像

どの組み合わせも、独自の利点と難点を持つ。そしてどのタイプも、思いやりをもって話し合うことで関係を改善することができる。

内向型の男性と外向型の女性–––「彼といっしょにいると、イライラしちゃうの」

 相手に何を期待しているのかを話し合おう

 

内向型の女性と外向型の男性–––「いつもわたしばかりが振りまわされる」

 自分が変わらなければ相手は変わらない

内向型と内向型–––「心地いいけど、退屈だわ」

内向型を強みにする 第4章 パートナーとの関係(P.100〜P.112)より引用

内向型の人は、どのタイプのパートナーと付き合っても何かしら壁にぶち当たることが判明。

上記の引用は見出し部分のみだが、実際は組み合わせごとに利点と難点の詳細や、関係改善のために何をしたらいいのか、話し合う内容の練習(計4回分)などが事細かに書き記されている。

この辺は、「さすが内向型!」と称賛したくなってしまうほど著者のきめ細やかな配慮が、他の類似書との決定的な差であろう。

悩んだ時には是非とも読んで実践したい。

内向型の子供を持つ親は必見の価値あり

雪うさぎの親子

内向型の我が子を理解するために

 内向型の子供は油断がならない。彼らは表には出さずに、多くのことを考えたり感じたりしている。また、不可解なことに、自分で思っている以上のことを知っていたりもする。自分自身の脳の働きかたを理解させてやらないと、彼らは、自らのすばらしい潜在能力を過小評価しかねない。

 内向型の子供には、情報を取りこんだあとに、その情報を処理するための静かな時間が必要だ。つまり、見聞きし、吸収した全てを統合するための時間である。やがて考えが形を成すと、彼らも行動を起こしたり、自分の意見や感想を話したりできるようになる。事実、話すことは、彼らが自分の頭の働きかたを理解する助けとなる。途中でさえぎられると、彼らは何を話していたのかわからなくなる。考えていたことを再度呼びもどすのには、余分なエネルギーと集中力が必要だ(内向型の脳の長い経路を覚えておいでだろうか?)。刺激を遮断する時間と場所が与えられないと、内向型の子供は朦朧として、思考停止におちいりかねない。

 内向型の子供にとって、ほとんどの活動はエネルギーを奪うものだ。充電することを教えてやれば、彼らは大きく成長する。つぎに、内向型の子供が世界に対処し、燃料を補給するための方法をいくつか示そう。

内向型を強みにする 第5章 子育て(P.128)より引用

わたしには子供がいないので、自分が子供の頃どうだったかを考えながら読んでいた。

そうすると、かなり大切であろうことが沢山書いてあったので、このブログを読んでいる親御さんの中で、内向型の我が子のことが全く理解できない––––と途方に暮れていたり、外向型の自分と同じように育てているあなたには是非とも熟読していただきたい。

また、外向型の子供を持つ内向型の親だというあなたもきっと途方に暮れているに違いないだろうから、P.144から要熟読である。

内向型人間のわたしが、本書に出逢えて本当に良かったと思う。

なぜなら、今まであらゆる人やメディアなどから全否定され続けることが非常に多かったからだ。

だが、そうじゃないことが本書では丁寧に書かれている。

むしろ内向型は素晴らしいとさえ書かれている。

正直、こんなに嬉しいことは無い。

すべての内向型人間に教えたい心境になった。

そんな、実に素晴らしい名著である。